回り道~3度の飯より将棋が好き♪~

将棋のエッセイや戦術、私の日常について綴っています。

指し初め!щ(゜▽゜щ)

毎年恒例の新春大会。

S氏→おとそ→私と連絡が来たので3人で参加することに。

この大会は温泉が会場で、参加費が1500円ポッキリなのだが、昼食(カレー)と入浴券とタオルまでついてくる神大会なのだ。

実はこの大会、苦い思い出がある。

確か4、5年前の初戦だった。

某強豪相手に苦しい将棋を耐えに耐えて、終盤ついにチャンス到来。

逆転だぜー!щ(゜▽゜щ)←もはや誰も顔文字には突っ込まない笑と心の中で叫んで79に歩を打ったら、すかさず某強豪が冷静に一言。

「2歩だよ」

な、なにー!Σ( ̄□ ̄;)

全く気づきませんでした、ドンマイ、ドンマイ(ヾ(´・ω・`)

試合で2歩をやったのがこの時が2回目。

これを引きずって惨敗したのはいい思い出だ笑

 

さて今大会はルールは25分切れ負けで、スイス式トーナメント5回戦。若手から強豪まで40人弱が集結した。今日のテーマは勝ち越しと、全部違う戦型で戦う事と、久しぶりに相振り飛車を試す事に設定。

初戦はT氏と。

駒音高く△64飛車。いきなり両取りをうかーり。ドンマイ(ヾ(´・ω・`)


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ただ、これには▲65桂!という切り返しがあり優勢だった模様。まあ仕方ねーやと、▲73銀不成からお互い我が道を行く。

しばらく進んだのが下図。


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切れてると思うんだが…ここで長考。直観は▲66角。読みを入れて検討したのは▲37銀。

よくわからんσ( ̄∇ ̄;)

結局直観を信じたが、正解は▲37銀でこれなら優勢だった。


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この局面が切れてると判断して▲66角を選んだのだが、△36桂が素朴な好手。打たれてみて逃げ場所が難しいことに愕然。▲58玉にビシッと△39角!

大ピンチに陥った。

諦めずに追いかけて、今▲81飛車と下ろした所。

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ここで△51金寄りが痛恨。△51金引きならこちらが敗勢だった。

残り2分。確信はなかったが、▲24桂と捨て駒。長考に沈んだT氏から表情が消えた。なんとこれで後手玉がぴったり詰んでいる。

戻って△39角には▲57角で粘るしかなかったようだ。辛勝スタート。

 

2局目は女性の方と。

先手中飛車に一直線穴熊で対抗したら、一直線で不利にσ( ̄∇ ̄;)笑


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ここでじっと▲56銀なら困っていたと思う。

45の位がでかすぎる上に▲81飛車成を作りながら、さらに後の55に馬を引く手を消している。一石二鳥だ。こちらは44から桂か香を放り込まれて落城する未来しか見えない。

△99馬か△92角で対抗するつもりだったが、

全く自信はなかった。

本譜は▲44歩△同金▲57金だったので、△45桂でいきなり良しに。

それにしても強かった。またしても辛勝。

盤面に集中したのが幸いしたようだ笑

 

ここで昼食休憩。

カレーを満喫して、いよいよ3回戦。

強敵のS氏を迎えた。

残念ながら左玉に完敗。

石田流が不発で、1度もこちらに形勢の針が触れることはなかった。

久しぶりの大会参加にも関わらず、豪腕健在。本当に強かった。

あまりにもぼろ負けなので図面割愛笑

4回戦はA氏の中飛車からの攻めを丁寧に受け、快勝。最終局に入賞の望みを繋いだ。

 

最終局はY氏と。

私の先手ノーマル三間VS棒銀

早仕掛けを見せられて、1度88に飛車を回った経緯があり先後が入れ替わっている。

昔懐かしの形で櫛田流で対抗。


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ここから捌いて、▲58飛車に△55歩と押さえた所。


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ここで、▲88飛車は意味不明。なんぼなんでも▲86歩からは間に合うわけねーべさ。

△13角に大長考。遅まきながら▲75金とぶつけたが、攻めをいなされて切れ筋に。結局55まで玉を追い回したが、掴まらずに負け。

「俺、こういうの得意なんだよ!щ(゜▽゜щ)」とY氏の自画自賛を聞かされる羽目に。

新年早々おじさんにお年玉を献上してしまった笑

 

優勝はS氏、準優勝はY氏。

ん、2人に踏み台にされたのは気のせいか笑?

他の上位は天童の子供教室のメンバーが席巻。B級でもH君が見事優勝、T君も入賞。やはり活躍は嬉しいものだ。

 

しかし将棋をしていると、時間の経つのが早いのなんの。

幸せなことですねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かなきち道場 

天下一将棋会雷帝こと、リアルでも全国優勝経験多数の木村氏の研究動画。

その名も「かなきち道場」

天下一で何度か教わった事があるが、その強さまさに「異次元」

攻めのスピードと破壊力が分厚すぎて、ついたあだ名が「ブルドーザー」

ちなみに、私はきれいに平らにされましたとさ笑 

 

最近はいろいろな戦型の主に序中盤の戦い方についてアップされてる模様。エルモ囲いは特に面白く、参考になりました。強くなりたい方はぜひ!!
かなきち道場 エルモ囲い右銀急戦 徹底研究。 - YouTube

山形発⇒あべしん将棋ブログ

今年もあべしん君の超力作を正月から満喫。

みんなの回答を読むのがむちゃくちゃ楽しい。あべしん君の突っ込みもナイス笑

自分の読んだら変人がばれましたね。

県将棋界随一の常識人を自認してるんですがね、うん。

誰だよ、笑ってお茶吹いた奴はw

ハハハ、変人万歳!щ(゜▽゜щ)←お気に入りの顔文字笑

あべしん君、本当にご苦労様ですm(__)m

リンク貼っておきますので皆様もぜひ!


山形発⇒あべしん将棋ブログ

 

この通称「あべしんブログ」は毎回工夫があって本当に面白い。

昨年、秋田の大仙の大会に参加した時のこと。前夜祭でK先生にお酒をつぎに行って名刺を渡すとしばしの間が。

「あれ…?もしかしてあべしんブログに出てくるT田四段ですか?」

「!Σ( ̄□ ̄;)は、はい、T田四段です」

なんとも妙な自己紹介に場が和む。初対面かと思いきやK先生とは14年ぶりの再会だったのだが笑

私も読んでるんですよ~と笑顔で語るK先生にまたびっくり!プロの先生にも読まれるブログ、それが「あべしんブログ」

 

私もがんばってもう少しまともな記事を…書けそうにないのでこのスタイルで今年もいくぜ!щ(゜▽゜щ)←だから顔文字笑

 

 

 

初詣

Perfumeのカウントダウンライブを観た後に、友人の鞭と一緒に初詣へ。

毎年の恒例行事である。一路、山形方面へ。

今年は久しぶりに雪化粧。道路が凸凹で、運転が冷や冷や。

去年参拝した神社の前を通ると長蛇の列が。午前1時をまわったのに、すごい賑わいだ。並ぶのよりも、去年中吉を引いたというしょうもない理由で今年は回避笑

違う神社に行ったのだが…

参拝を終えて、さっそくおみくじを引く。

 

「おお!!」

横で何やら叫んでいる。

「お、大凶引いたんだな!」

よっしゃ、念力通じたぞ。

ところが、そこにはどや顔の鞭が。手にしたおみくじには大吉の文字が踊っている。

まじつまんねーわーと言いながら、自分のおみくじを開くと…「末吉」

す、末吉~!Σ( ̄□ ̄;)

こんなの見たことねーぞ、おい笑

すかさず鞭が一言、

「お前は持ってるようで、やっぱり持ってねーわ」

ハハハ、なんも言えねーσ( ̄∇ ̄;)

帰りの車中で、

「今年は飛躍の1年にする!!」と私が叫ぶと、「本当に毎年それ聞き飽きたから」

という冷たい返事が笑

さっそくツマラナイ記事を書いてしまった…

飛躍する気配ねーぞって読者からも突っ込み入りそうだ笑

 

 

 

 

今年も残りわずか。

本当にいろいろな事があった濃密な1年。特に、出会いに恵まれた事についてはとても嬉しかった。

 

今日は、昨日に引き続き、将棋世界2月号を熟読。畠山先生と斎藤先生の対談記事は初めて知るエピソードが満載で本当に良かった。

構成・写真を担当された野澤亘伸氏は、情熱的な方だ。今年の6月に天童で開催された名人戦に来られており、縁あって知り合う事が出来た。

著作「師弟 棋士たち魂の伝承」は野澤氏による傑作だ。これについて話を伺った所、取材にものすごく時間をかけて、綿密に準備をされたそうだ。と、同時に取材に応じた棋士の先生方に深く感謝していますとの事だった。

まだ読まれていない方には、ぜひオススメしたい。

もう1冊読んだ本は、今泉健司先生の

中飛車の新常識」だ。

帯と前書きに「魂」という言葉が出てくるが、読みながら今泉先生の情熱が伝わってきた。特に自戦記は楽しく読ませていただいた。盟友のあべしん君が絶賛していたのも納得。繰り返し読んで、中飛車を学んでいきたいと思う。こちらもぜひオススメしたい。

 

今年印象に残った出来事は、将棋

関係ではずばり、「二千局盤来」だ。

参加者は遠くは北海道から福岡まで全部でなんと、4760人。老若男女、様々な人達が天童に終結した。当初は人がなかなか集まらず、記録達成は困難と思われていただけに、感慨深いものがあった。屋外開催だったので心配された天候も快晴と絶好。

私は専門家証人という立場で運営として参加。要は、対局が終了したかを判断する仕事である。担当したのは120面、240人。

ギネス公式審査員の方の

「スリー、ツー、ワン、Go!」の掛け声と共に、4760人が一斉にお願いしますと一礼。 

その光景を見た瞬間

「………!!!!」

言葉にはならない熱い感動が沸き上がってきて、私もお願いしますと一礼。

あの光景は一生忘れられないだろう。

対局はあっという間に次々と終局。至る所で、「終わりましたー」と手が挙がり、てんてこ舞いに。終局図は様々で、1手詰めまで指している方が非常に多かった。次に多かったのが王手見逃し。角の王手をうっかりされた方々が多かったようだ。中には、「え?この終局図は途中何があったのσ( ̄∇ ̄;)?」と思わず聞きたくなるような対局もあり、認定をしながら苦笑い。規定の1時間が過ぎ去る頃には秋なのに汗だく。しかし、これ程気持ちのいい汗は今後ないかもしれない。

そして、見事に2362局の新記録達成!!


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今も、大歓声と拍手や喜びの声が脳裏に焼き付いている。私は対局者として参加していた友人の飴と喜びを分かち合った。

これをきっかけに将棋を楽しむ人がもっともっと増える事を、心から願っている。

 

そして、今年1番印象に残ったことは…

尿管結石になった事σ( ̄∇ ̄;)笑

笑ってつけたけど、まじで全く笑えなかったです、まじで笑笑

これ、読者の中に経験された方はいるんだろうか?筆舌に尽くしがたいどころか、今まで生きてきた中で超ダントツに痛かった。(失恋の痛みも含む笑笑)

本当に、まじで痛かったです。まじで。

うー、書いてたらいろいろと思い出してきた(ヾ(´・ω・`)

来年の作戦は、体大事にだな、うんσ( ̄∇ ̄;)

 

というわけで、今年もたくさんの方々に大変お世話になり、本当にありがとうございました!感謝してます。

また来年もよろしくお願いいたします。

それではよいお年をお迎えください。

 

 

 

広瀬章人新竜王

竜王戦が決着してから約10日あまり。

広瀬章人竜王の勢いが止まらない。

順位戦王位戦と連勝して今年の対局を終えられた。36勝11敗、勝率7割6分6厘は驚異的な勝率だ。

年明け早々には豊島二冠との順位戦があり、さらに棋王挑戦と今後の活躍から目が離せない。

 

広瀬先生といえば、当時の深浦王位に挑戦した第51期王位戦での大激戦が印象深い。四間飛車穴熊を連採し、見事に4勝2敗2千日手で王位を獲得。決着局となった第6局は、将棋大賞の名局賞にも選ばれている。

私自身、四間飛車穴熊はとても愛着があり、長年主力として苦楽を共有した間柄。

それだけに広瀬先生の活躍は嬉しく励みになった。

 

指し回しはもちろんだが、何より驚いたのがその駒組である。

穴熊にする場合、▲28銀とハッチを閉めた後は、▲39金までがセットだという概念が私にはあった。しかし広瀬流は、その39に金を寄せる1手を中央に使い、先行を狙い積極的にリードを奪いに行く。

私の中では升田幸三賞である。一生かかっても浮かばない構想に感動し、心酔した。

そして、王位獲得後に程なくして「四間飛車穴熊の急所」と「広瀬流四間飛車穴熊勝局集」が出版された。

どちらも面白すぎて、むさぼるように読んだ。特に勝局集は前書きを音読し、全50局を暗記するほど、盤に並べて何度も何度も再現した。その度に新しい発見があり、将棋の面白さを再認識したものだ。

また、以前に出版された「とっておきの相穴熊」はアマ強豪の遠藤正樹氏との共著でこれも名著であり、非常にオススメしたい1冊だ。

そんな事をいろいろ考えていたら、

当時の様子がまた知りたくなり将棋年鑑を紐解いてみた。

すると、1局の棋譜が目にとまった。

王位戦の挑戦者決定戦の羽生先生との将棋だ。この将棋は有名な▲22馬が炸裂した将棋、と言えば思い出される方もいるかもしれない。

ハイライトはこの場面だ。

平成23年将棋年鑑239ページ▲広瀬章人五段対△羽生善治名人(肩書きはいずれも当時)より棋譜の一部を引用」

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今、羽生先生が△47馬と金を取った所。

これに対して▲同銀は△57金があるので、私は▲同馬の1手だと思っていた。

ところが、広瀬先生は24分考えて▲同銀。え!?△57金にはどうするんだろう?羽生先生は△57金を選択。それに対してノータイムで▲55馬。銀がただなんだが一体これは…


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そして、羽生先生が△47金と取った場面。ここからまたもノータイムで▲22馬が鮮烈な一着。天王山の馬を捨てて、△同金に▲31銀。55角との連動もあり、一気に寄り筋に。一瞬の出来事に言葉を失った。

以下も流れるような手順で即詰みに討ち取り、制勝。

また、広瀬流の四間飛車が観れる日は来るのだろうか。楽しみは尽きない。

 

実は、広瀬先生とは5年前にお会いした事がある。子供大会の審判長で来県され、その時にお話しさせていただいた。

当時、四間飛車穴熊勝局集はいつもカバンに入れて持ち歩いていたので、感想と感謝を伝えると、広瀬先生の相好が崩れた。

「それはとてもありがたいですね。良かったらサインしましょうか?」

いいんですか?と驚く私をよそに、

「もちろんです。」

筆ペンを丁寧に、ゆっくり運び、文字を綴る広瀬先生。

私は緊張した面持ちと興奮でそれを見つめていた。

どうぞ、と言って渡された本に書いてあった言葉は

「飛躍」

一生の宝物となった。

その後、広瀬先生の指導対局を観戦。

柔らかく、丁寧に駒を運び、ほとんど駒音を立てずに指されていた。

子供へのアドバイスも優しく、褒められた子供は皆、とても嬉しそうな顔だった。

 

その後は、より一層広瀬先生の本を読み込み、四間飛車穴熊をエース戦法として確立。県内はもとより、他県の強豪とも互角に戦えたことは大きな自信となった。

最後に昔撮った四間飛車穴熊の動画を紹介。

対戦相手の魚鱗さんは、元大阪竜王名人、その他代表多数の超強豪。

え?紹介するからには勝ったのかって?

ハハハ、そこは動画をご覧いただけたら幸いですσ( ̄∇ ̄;)笑


[中級者向けVS天下一将棋会のスーパースター - YouTube