第62回三段リーグ

半年間にわたる長丁場のリーグがいよいよ、明日、開幕する。 精鋭36人、この中からプロになれるのは僅か2人の本当に狭き門。 自分が対局するわけではないのに、なんとも言えない、言葉にはし難い緊張感がある。私には半年間、ただ信じて見守る事しかできない…

残り時間

将棋の対局には大抵、持ち時間がある。残り時間は対局時計が明確に表示してくれる。 しかし、人生の残り時間となるとどうだろうか? それは誰にも分からない。もしかしたら、今日が人生最後の日かもしれない。もしかしたら、この対局がこの人との最後の勝負…

久々の現場

幸運にも仕事が早く終わった。 そして今日は水曜日。子供将棋教室の日である。 「久しぶりに顔出してみようかな…」 車を走らせること20分。 見慣れた景色が現れた。皆一様に真剣な表情だ。そして活気に溢れている。空気や雰囲気がいきいきとしているのだ。 そ…

将棋再開!

どうも、ブログは薄っぺら、将棋は県で50位、だめリーマンです♪ヽ(´▽`)/ 書いてて悲しくなってきたよ、全くもう…ブルゾンちえみさんの勢いにあやかりたいものです。スタバ研は解散?したものの、スタバは相変わらずよく利用。仕事終わりに至福の一服。 いつ…

スタバ研解散…?

運ばれてきたのは… 豪華な中華料理。 一口、一口ゆっくり味わいながら口に運ぶ。 食べ終わってぼんやりしていると、彼は半ば呆れたような顔で口を開いた。 「疲れきってませんか…?」 「ハハ、疲れきっててなんもいえねー( ̄▽ ̄;)」 そう言い終えると、思わ…

ブログの更新は?

あっという間に月日が流れてしまった。 気がつけば9月も終わろうとしている。 将棋と文章。忙しさにかまけて、どちらもなおざりになってしまった。この短期間で随分いろいろな事があった。特に雁木の隆盛にはビックリ。更新していない間も、雁木の記事だけは…

観る将女性ファンと阿部健治郎先生

「いらっしゃいませ!」 店内に明るい女性の声が響いた。 「お久しぶりです」 その柔和な笑顔は私に向けられている。 「どうもっす、ご無沙汰してます」 挨拶を交わしながら、いつお会いしても元気な人だなぁと 心の中で呟く。 「ところで、あれ読みました!…

第3回スタバ研「ツノ銀雁木VS矢倉」最終回

スタバで研究してたのは最初だけで、後は自宅研になってしまった笑 再掲 図は△84香まで 私はここで▲68金右を選択。△69角の筋を嫌ったのだが、1手の価値がまるでなかった。 変えて技巧推奨は▲94桂で、こちらが+270。 全く見えなかった…飛車に働きかけるのが…

第3回スタバ研「ツノ銀雁木VS矢倉③」

再掲 今、△93桂と跳ねた局面。みなさんならどう指すだろうか? あべしん君からリプライがあり、▲95歩! 流石、技巧推奨もこの手で、以下△85桂に▲96香車が「柳に風」の1手。これで後手の後続が難しい。何もしないと、▲86歩がある。格言にもある「桂馬の高跳…

全国大会悲喜こもごも

あべしん君に、「最近忙しくて仕事その他で手一杯」とこぼした所、「現場に行けなくても、ブログで発信するだけでも十分普及とか、意味があると思います」との金言が。流石である。 中学選抜と高校選手権。どちらも非常に思い入れの強い大会だ。 仕事をしな…

第3回スタバ研「ツノ銀雁木VS矢倉②」

あっという間に閉店の時間になってしまった。将棋をやっていると、どうしてこんなに時間が経つのが早いのだろう?みなさんもきっと経験があると思う。というわけで帰宅。 スタバ研の気分を味わうために、スタイリッシュ将棋盤を広げる。 さて、Twitterでも呟…

第3回スタバ研「ツノ銀雁木VS矢倉①」

最近は多忙である。将棋教室の指導もさっぱりだ。そのうち子供達にも忘れられそうな気配がσ( ̄∇ ̄;) そんな中、幸運にも仕事が終わってから時間が空いた。 ちょっと疲れたのでスタバにでも寄って行こうか…あ!スタイリッシュ将棋盤と駒持ってきてるじゃん!…

南東北インターハイとエール

南東北インターハイが連日熱戦を展開している。山形県天童市が舞台の陸上競技では、優勝者に王将の置き駒が授与されたりしているようだ。さらに、フィールドの電工掲示板の横にも巨大な王将の置き駒が。 将棋とのコラボは選手にどう映ったのだろうか。これを…

子供将棋教室指導とスタバ研究会

仕事が終わってから、子供将棋教室へ。お、いるいる。いつものメンバーだ。その中にあべしん君も発見。またスタバ研やろうよ、と半ば強引に召喚。快諾してくれる心意気が素晴らしい。 今日は平手で2局。私のスタイルは感想戦重視。 で、なおかつ子供に質問し…

明日は子供将棋教室指導とスタバ研(予定)

すっかりあべしん君と共に、私もブログ勢の仲間入りである。 先週の土曜日、子供教室にNHKシブ5時の美人さん二人が取材に来られていた。水曜に引き続きだったので、熱心さに驚きつつご挨拶。美人に挨拶は鉄則?である。 私「お疲れ様です、熱心ですね」 美人…

「3月のライオン」と神木隆之介さん

私は「3月のライオン」が大好きだ。 いろんな人に「3月のライオンって知ってますか?アニメと映画にもなってるんでぜひ!」と勧めている。将棋は分からないけど、3月のライオンは知ってるよという話を聞くと本当に嬉しくなる。じゃあ本将棋もぜひ!と、そこ…

加藤一二三先生(ひふみん)講演会最終回「50年」

いよいよ講演会も終盤にさしかかってきた。 この間、加藤先生はしゃべりっぱなしである。 そのバイタリティーは本当にすごい。 「私は1982年の7月31日に名人を獲得しました。これが最も嬉しかった出来事です。最後の一局は95%負けている内容でした。神様の…

加藤一二三先生(ひふみん)講演会当日③「潜竜」

次はどんな話が聴けるのだろうか。 会場の誰もがワクワクしながら、加藤先生に注目している。 「昭和43年の第7期十段戦第4局で、大山先生相手に一手に7時間考えて勝った事がありました」 私は思わず、目を見開いた。初めてこの将棋を並べた時の深い感動が瞬…

加藤一二三先生(ひふみん)講演会当日②「直感と閃き」

続いて、「ノーナレ」と「ETV特集」について話が及んだ。どちらも大好評で大変喜んでいるとのこと。 その中で一番感謝している場面は、行き詰まって、洗礼を受けて打開した所が一番良かった。 そう話される加藤先生の表情は実に力強かった。 そこから話題が…

加藤一二三先生(ひふみん)講演会当日①「天才の感性」

※主催のNHK文化センター仙台教室様より、公開の許可を頂きました。本当にありがとうございます。 私のメモより、加藤一二三先生の力強いメッセージを抜粋してお届けします。 時刻は定刻の13時。 ついにこの時がやってきた。 入り口に加藤一二三先生が登場。 …

加藤一二三先生(ひふみん)講演会前夜

そのツイートは突然流れてきた。 「諦めない男 棋士・加藤一二三の人生 」 と題して、なんと加藤一二三先生が東北で初の講演会を行うという。しかも場所は大好きな仙台。どうしても行きたい!!!!ノータイムでひふみんツアー結成である。 定員1名だけど笑…

ツノ銀雁木VS最速の布陣 「最終回」

再掲 図は▲48香車まで ※実戦は私が後手番です。 以下の手順 △57銀▲43歩成△68銀不成▲88玉△69銀不成▲52と△同玉▲69銀△同飛車成▲41銀△61玉まで △57銀と放り込んで逆転の手応えを感じた。 ▲同金と取れば、△同角成が王手をかけながら打ったばかりの48香車に当たっ…

ツノ銀雁木VS最速の布陣③

再掲。図は△46角まで ※実戦は私が後手番です。 以下の手順 ▲68金寄△35角▲44銀△同金▲同角△同角▲同歩△29飛車▲64角 △52飛車▲91角成△66歩▲同歩△35角▲55歩△63銀▲48香車 試合終了の合図△46角が再掲の局面である。純粋王手飛車。「誰にでもうっかりはあるよね、しか…

散歩と閃き

昨日は仕事が終わってから地元の山を散歩。 のんびり、何も考えずに、自然に触れる時間は幸せの一言。案外、幸せは何かを手にすることよりも、こういう身近な所にあるのかもしれない。 我々、現代人はいろいろ忙しいけど、意識的に速度を落とすことは大事だ…

全国アマ竜王戦慰労会とスタバ研

アマ竜王戦全国大会を終えたあべしん君(本人了承済)と慰労会。 彼リクエストの中華料理屋で会食。 二人で舌鼓を打つ。 美味しい物を食べながら、ブログと全国大会について。彼のアイディアは本当に面白い。 全国大会の話は、選手としてその舞台を経験したか…

ツノ銀雁木VS最速の布陣②

再掲。図は▲46銀まで ※実戦は私が後手番です。 以下の手順 △36歩▲38飛車△74歩▲36飛車△51角▲35銀△73角▲37桂馬△52金▲76歩△65歩▲44銀△同銀▲同角△33歩▲88角△43金右▲46歩△54銀▲45歩△27銀▲35飛車△46角 ↓試合終了の合図は△46角まで ▲46銀と素早く銀を繰り出されて、…

ツノ銀雁木VS最速の布陣

初手からの指し手 ※実際は私が後手番で雁木側です。 ▲26歩△34歩▲25歩△33角▲48銀△32銀▲48銀△44歩▲58金右△43銀▲68玉△32金▲78銀△41玉▲79玉△62銀▲36歩△64歩▲57銀△63銀▲35歩△同歩▲46銀 今、雁木が熱い。プロの先生の将棋でもしばしば見受けられるようになった。今…

日常エッセイ「じゃんけん将棋」

将棋教室も残り30分。子供達の将棋を観戦している時だった。「ジャンケンポン!」 誰もが知っているお馴染みのフレーズが聞こえてきた。 「ん?」私は、眉をひそめた。おそらく振り駒に変えて、先手と後手を決めているのだろう。そう思っていたのだが、声は…

雁木戦法の復権「最終回」~実戦編~

再掲。図は△33歩まで 以下の手順 ▲44金△39飛車成▲49金△同竜▲同銀△59飛車 以下手順略 投了 △33歩と受けられてみると、まだまだ難しい。ここが勝敗を左右する場面だ。飛車がいるために▲34桂と打てない。ならば、その飛車をどかそうという発想が産まれる。ただ…

雁木戦法の復権⑥~実戦編~

再掲。図は△65歩まで 以下の手順 ▲同桂△78金▲同銀△55金▲34歩△同銀▲34飛車△同飛車▲55角△33歩 ここまで終始一貫強気の連続だった私。しかし、△65歩に対して弱気の虫が囁いた。直観は▲33角成だったが、安全に勝ちたくなり▲同桂を選択。これが判断ミスで、技巧も…