雁木戦法の復権②~実戦編~

一昨日から、将棋クエストで雁木を連続で採用している。雁木といっても通常の、57と67に銀を配置する形ではなく、47と67に配置するpona流だ。新鮮で実に楽しい。

15年前は、雁木を使うと皆一様に対策は矢倉だった。引き角にして、雁木の角頭を狙うのがセオリー。それに対して、私は右四間飛車にして迎え撃つ事が多かった。

 

だが、現在は違う。ほとんどの方が居角左美濃で対抗してくるのだ。左美濃にする利点は、なんといっても角筋が通っていること。

それと右四間飛車を併用する事で、破壊力は倍増する。

そして従来の矢倉と違い、4筋に争点ができないことで堅守も可能とした。最強の矛と楯を同時に兼ね備えたかのような作戦である。

 

図面は将棋クエストで出現した私の実戦より。相手は勝率9割越えの超強豪。持ち時間は5分切れ負けの早指し戦。

今、先手の私が▲25歩と突いた局面。この手はあなたの仕掛けは怖くありませんよ、と言った強気な手だ。後手の唯一の弱点の角頭に狙いを定めている。それに対して後手はノータイムで△65歩。果たしてどちらが読み勝っているのか。この後の展開を私の心理や考え方も交えながら検討してみたいと思う。

続く
f:id:tenkaichibigbo:20170605235510j:image