第3回スタバ研「ツノ銀雁木VS矢倉③」

再掲 今、△93桂と跳ねた局面。みなさんならどう指すだろうか?
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あべしん君からリプライがあり、▲95歩!

流石、技巧推奨もこの手で、以下△85桂に▲96香車が「柳に風」の1手。これで後手の後続が難しい。何もしないと、▲86歩がある。格言にもある「桂馬の高跳び歩の餌食」だ。

こちらは、歩を突いて香車をかわしただけである。どちらも小さく地味な動きである。相手に無理やり動かせて、そこにカウンターを合わせるのは理想的な展開だ。

こう指していれば+450でこちらが優勢だった。

しかし、私には攻めの手しか見えておらず▲46銀と力をためた。やはり敵の1番固い所を攻めている感じは否めない。対して△85桂。ここで迷った。直観は▲55銀。他に、▲44歩、▲25桂。そして本譜の▲14歩。

ちなみに技巧推奨は▲44歩で+140。互角である。

本譜は▲14歩△同歩▲13歩と端に嫌みをつけて攻めあいへ。ただ、46銀との関連性から考えると疑問の構想だったようだ。しかし、これでも形勢は互角。

以下△88歩▲同玉△13香▲25桂△97桂成▲同桂△96香▲98歩△84香車


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両端で激しい攻防が繰り広げられて、いよいよ正念場を迎えた。△84香車と玉頭に二段ロケットを据えられて、一気に自信がなくなった。それに対して向こうの総矢倉のなんと堅固なことよ…気分は、こん棒でラストダンジョンの巨大要塞に挑んでいる気分だった。

そして、次の手が敗着となった。どうやら局面を悲観しすぎたようだ。実際はほぼ互角だったのである。