今年から大会規定が変わったのを機に支部名人戦にエントリーしました。
いつものように、カロリーメイト、ハイカカオチョコレート、ナッツ、ルイボスティーを購入して大会会場の天童市民プラザに向かいました。
大会ルール
- 持ち時間は東日本大会と同じ20分切れたら1手30秒の秒読み
- スイス式リーグ
- 入賞は6位まで
ここからは対局を振り返ります。
1回戦 対M氏
M氏の十八番先手三間飛車に対して、居飛車穴熊で対抗しました。94歩を省略して14歩を突いた形を選んだのがささやかな工夫です。
しかし、少しずつ手が遅れている感覚があり、欲張りすぎたかもしれません。松尾流穴熊を放棄せざるを得ない展開になり、自信がない展開でした。
先手の▲48角に対して持ち時間を全てつぎ込んで決戦に踏み切りました。
▲48角以下は、△65歩▲同銀△64銀▲74歩△65銀▲同桂△74飛▲同飛△同歩▲62飛
決戦を選択したものの▲62飛と打たれて少し後手が悪そうです。ここで△31銀と松尾流穴熊を構築。長期戦に持ち込んでチャンスを待つことにしたのですが……
△31銀以下は、▲41銀△69飛▲37角△55歩▲同角△64歩??▲32銀不成△同銀
先手の▲41銀に対しては32の金をケアする必要があったようです。ここで▲53桂成の軽手をうっかりしました。居飛車は粘る順がありません。以下も手堅くまとめられて押し切られました。
2回戦 対I氏
1回戦に続き後手番です。序盤に微妙な駆け引きがいくつかあり、I氏の玉頭位取りを見てから角交換型四間飛車穴熊に変化しました。今、△72金寄とさらに補強したところです。先手はここで積極的に動いてきました。
△72金寄以下は、▲74歩△同歩▲同銀
銀が単騎で突入してきたのでなんとかとがめる手段はないかと大長考に沈みました。
読み筋は、△84歩▲51角△73歩▲同銀成△同桂▲42角成△同銀▲41飛
42の銀取りが受けにくいのでここで読みを打ち切ってしまったのですが、ここで△39角と反撃すれば後手が指せていたようです。
本譜に戻ります。
持ち時間の大半をつぎ込んで悩んだ末に△61金!を選択しました。△61金以下は、▲85銀△71金寄▲76銀と進行。なんとか均衡を保つことに成功したようです。
▲76銀以下は、△14歩▲55歩△44銀▲24歩△55銀▲23歩成△27歩
今までの苦労が報われた気持ちになり、ここで歩っと気持ちがゆるみました。しかし、実際は思ったよりも難解だったようです。
△27歩以下は、▲同飛△49角▲28飛△58角成▲同飛△46歩▲同歩△同銀▲68銀
後手が好調に攻めているようですが、最後の▲68銀が味の良い引き締めでここでは形勢が互角に戻っています。
▲68銀以下は、△35銀▲48歩と進んで先手が持ちこたえる形になりました。
▲48歩以下は、△43飛?▲32角△46飛▲21角成△75歩??▲同銀△76歩▲85桂△26飛▲59飛
△75歩と上から攻めた構想が疑問で、47に打つ歩が無くなってしまいました。
最後の飛車引きがぴったりで先手が優勢です。この後は66に角を据えられて手厚く指されて負けになりました。
昼食
- 牛丼弁当
- カレー弁当
- 唐揚げ弁当
上記の3種類から選択+お茶でした。
昼食後の3回戦はM氏に先手中飛車穴熊対銀冠の戦型で勝ち、1勝2敗で今大会は終了です。なお、結果は日本将棋連盟山形県支部連合会の結果のページをご参照ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。